黒部峡谷

2001年11月4日より1泊2日で黒部峡谷・欅平を訪れました。
毎年社員旅行がスタッフの間で企画されており、今回は旅行先がやっと決まっりました。
日本旅行のツアーに参加したのですが、時期が時期だけに私達のほかには2組4人だけの参加者でした。
新宿から「スーパーあずさ」に乗って松本まで行き、バスで大町温泉・扇沢まで行きました。長野はオリンピックの際に道路が整備され、大変スムーズな運行が出来ていました。扇沢から黒部ダムまでは、環境への配慮から現在はトロリーバスが運行されています。

      

黒部ダムの雄大さは、写真や映画で知っていましたが、実際に自分の目で見てみると圧倒されます。
映画「ホワイトアウト」の舞台にもなっているということですが、織田裕二はさぞ怖かったかと思います。

黒部ダムの上を渡り対岸まで行くと、黒部湖駅があります。そこからケーブルカーで黒部平まで標高1800mまで一気に上がります。今回は、既に雪が積もっていました。なんともいえないパノラマが目の前に広がりました。ここで、一同記念撮影。
こんなに綺麗に晴れ上がるのも、なかなかないとのことでした。

黒部平から大観峰までは立山ロープウェイに乗っていきます。ここで「大観峰」というにごり酒を買いました。
甘酒のようなどろっとしたどぶろくです。アルコール度も結構高いということです。大観峰からは、立山トンネルトロリーバスで室堂に向かいました。乗り場の前に室堂の様子を映しているモニターがありましたが、なんと真っ白です。バスを降り立つと、もうそこは冬でした。

ツアー参加一行は、雪の中を散歩し ました。黒部湖駅から地元のガイドさんがついてくれまして、いろいろ説明をしていただきました。左の写真には写っていないのですが、写真の左手の方面に雷鳥の生息地があるということです。
正面の山は、雄山でシーズンになるとスキーを担いで上って行く人もいるということです。この日の積雪の状態は、約10センチくらいでした。前日くらいまで雪が降っていたという事ですが、当日は、晴れ渡った青空でした。

午後4時過ぎに室堂を後にしましたが、バスの中から夕日でピンクに染まった山々を見ることが出来ました。

左の写真は、飛行機から撮った雲海のようですが、バスの中から撮ったものです。まさに日が沈んでゆく様に出会うことが出来ました。
バスの運転手さんも、もう2度と見れないでしょうねと言っていましたが、そのとおりだと思います。バスが、美女平に着く頃には、もうすっかり日も暮れました。

美女平からケーブルカーで立山駅までおります。立山国際観光ホテルが、宿泊先でした。

翌日は、6時起床で7時出発。なんと強行日程なんだろうかと思いましたが、起きてすぐにバスで向かったのは、払沢の滝でした。時間が遅くなると、観光客で込みだすという事のようでした。ここの滝の落差は日本一という事です。300メートル以上の落差ということですが、実は、この滝の右側に幻の滝があります。本来は、その滝のほうの落差は500メートルあるので、それが一番という事ですが、残念な事に常に水が流れているという事ではなく、雨が降った様な時にしか現れないという事です。私達は、運良く流れているところを見ることが出来ました。

滝を後にして、バスで宇奈月温泉まで行きます。ここで、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車で欅平まで行く事になります。

      



昨日の室堂の冬景色から、欅平の紅葉の真っ盛りの秋に戻りました。トロッコ電車は、オープンエアーなので、流石に冷たい空気がこたえました。
宇奈月から欅平までは、約80分かかりますが、周りの景色は、秋一色。
川の流れと紅葉が素晴らしい景観を作り出していました。



梅田公認会計士事務所     公認会計士・税理士  梅田 泰宏
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