京都

2002年12月2日より1泊2日で京都を訪れました。
今年の京都の紅葉は、例年になく早まってたということで、10日ほど前倒しのようで、私達が訪れた時は名残紅葉状態でした。また、ここ10年で一番綺麗な紅葉と言う事でした。ちょっと残念でした。

1日目は、次のような行程でした。保津川も思ったほど寒くはありませんでした。

東京〜京都〜嵯峨嵐山(JR嵯峨野線)・昼食(天竜寺隣り湯豆腐「西山艸堂」)〜トロッコ列車〜保津川下り
〜祇園「はやかわ」にて夕食

西山艸堂は、天竜寺の左隣りにある落ち着いた雰囲気の湯豆腐屋さんです。
受付で人数を言って、番号札を貰い庭先で呼ばれるのを待ちます。庭には、真っ赤な実を付けた南天が植えてありました。
湯豆腐セットは、一人前3,000円也。。付け出しから天麩羅、湯豆腐、ご飯までお腹一杯になります。

トロッコ列車は、嵯峨野嵐山駅から亀岡駅まで行きます。窓のある車両とない車両がありましたが、夏はオープンエア型が良いですが、この時期はちょっと厳しいですね。車掌さんのユーモアを交えた車内アナウンスも、飽きさせませんでした。
嵯峨野観光鉄道は、第三セクター方式のようです。
亀岡駅からは川下り場船場までバスで向かいました。
水量によって嵐山・渡月橋上までの所要時間は変わると言う事です。今回は1時間40分ほどでしたが、50分くらいで下る季節もあるとのこと。
ところどころに瀬があり、飛沫を被りながら下りました。
おしどりの群れや鷺が飛んでいました。

渡月橋に近づいた頃、食べ物売りの舟が横付けし、飲食物を販売します。

舟を上がってからは、タクシーで丸太町の「くに荘」へ向かい、ひと休みしました。
夕食は祇園の「はやかわ」で、舞妓さんもお座敷に上がっていただきました。本来、二人でしたが、おかみさんの気遣いで一人追加して頂いてしまいました。



「はやかわ」は、以前は旅館だったと言う事です。開業して7年くらいとの事ですが、とても綺麗な内装でした。
料理も質・量とも申し分ありませんでした。
祇園の一力は、あまりにも有名ですが、祇園歌舞練 場の裏手に当たる路地にたたずむ「はやかわ」は落ち着いた雰囲気を持った料理屋でした。

美人の女将の応対もとても素晴らしいものです。

       

舞妓さんは、どうも有名らしいのです。京都土産の「おたべ」のポスターになっているとのことです。



「照ひな」さん



落ち着いた雰囲気の「鈴子」さん



大人っぽい「真理」さん

京都で、こういう形で舞妓さんとお座敷でご一緒させて頂くのは初めてでした。
銀座などのホステスさんよりよっぽど社交に長けているのではないでしょうか。2時間の座敷でしたが、時間はあっという間に経ってしまいました。
ちょうど南座では歌舞伎の顔見世興業中ということもあり、かんざしには、ひいきの役者さんのサインのはいったものが使われていました。

料金は、とても良心的な物でした。幹事によると一人あたり料理代込みで3万円とのこと。雰囲気につられてアルコールの量も結構多くなったんですが。
この雰囲気と料理では、とてもリーズナブルだと思います。
また、機会があれば、利用させて頂きます。

 

 

 

2日目の行程は、お寺巡り。
修学院離宮〜曼寿院・昼食「弁天茶屋」永観堂高台寺清水寺



修学院離宮の上宮からの素晴らしい景観

名残り紅葉ですが、綺麗な色を見せてくれていました。

    

修学院離宮から徒歩約20分で曼寿院です。竈に関係が深いようです。
曼寿院のはとても落ち着きのあるお寺でした。

曼寿院前にある弁天茶屋で昼食をとりました。店先には既に終わった紅葉の木が。さぞかし綺麗でしたでしょう。
曼寿院を出てから永観堂に向かいました。ピーク時には、ゆっくりと見て回る事もできなかった事でしょう。


 




高台寺では、秀吉像の厨子の扉が特別に下ろされ展示されていました。
    

清水寺も既に紅葉は終わっていました。相変わらず、人気スポットということもあり、修学旅行の生徒や外国人観光客で混んでいました。

京都駅はホテル・グランビアのエントランスホールにクリスマスツリーやイルミネーションで飾られていました。

丁度、3日は再結成されたフォーククルセダーズのフリーコンサートがコンコースで開催されると言う事でした。
勿論、整理券は全て配布済み。
新幹線を待つホームにも、演奏がかすかに聞こえました。

 



梅田公認会計士事務所     公認会計士・税理士  梅田 泰宏
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